室町・江戸 徳川家光 元和元年九月、竹千代は十二歳で元服し、従二位大納言に叙任して、家光と名乗った。同時に、家康は謹厚な酒井雅楽頭忠世、明敏な土井大炊頭利勝、剛勇な青山伯耆守忠俊を傅とし、各々その長所を傾けて玉成するようにと命じた。 2024.03.17 室町・江戸
室町・江戸 支倉常長 慶長十八年に船出して実に八年を経て帰朝した常長。不幸にして時の利を得なかったとは云え、政宗の遠謀熟慮と常長の豪放大胆は百代の後、猶燦然と輝いている。 2024.03.16 室町・江戸